眞野さとし(まのさとし)公式ウェブサイト - 岐阜5区 / 立憲民主党

BELIEF まのさとしの想い

まのさとしの想い MIND

こんにちは、まのさとしです。
私は3人の子供に恵まれ、幸せな家庭を築いていました。
しかし・・・

平成23年10月30日午前3時49分、長男が19歳の時に自宅付近で交通事故に遭いました。自転車で横断歩道を走行中、夜間ライトを消し一方通行を逆走した車に、時速100キロで衝突され、息子は約40m跳ね飛ばされました。
加害者は外国人で、無車検、無保険の車を運転して、この事故の前に、別の事故を起こし逃走中でした。その上、テキーラ6杯、ビール3杯を飲み、母国でも日本でも免許を取ったことのない無免許でした。そして、息子を救護をすることもなく逃走しました・・・。駆け付けた病院で家族が見守る中、息を引き取りました。

私は夢も希望も未来も無くしました。そして怒りの矛先は法改正へと向かい、全国悪質運転ZEROの会を立ち上げました。飲酒運転、無免許運転をはじめとする様々な被害者の会や多くの被害者の声が実を結び、法改正に繋がりました。毎日、事故・事件の報道で被害者遺族のひとりとして悲しい思いでいっぱいです。この国はワンストップと言える被害者支援はありません。私も悲しみのどん底で何から手を付けたらいいのかさえ、わかりませんでした。

息子は大学を卒業して教員になるのが夢でした。私は50を過ぎてから大学に通い、長男の夢を追いかけることにより、必死に学ぶ事で辛い日々を乗り越えました。そして大学院を卒業して、実務家教員になりました。私は大学院を修了後研究生として、視覚障害者を11年間雇用した経験を活かし障害者雇用について、更に研究を深めています。障害があっても、使える能力を最大限活かせれば胸を張って生きる事ができる社会を創造できると確信しています。本業のひとつでもある福祉用具貸与事業では、介護保険を活用して潤いのある在宅生活を応援しています。私は、医療保険・介護保険の実務者として、この制度の課題や問題点を追及していきます。

夢も希望も未来も失った

お葬式も執り行うことすら困難な精神状態で、途方に暮れる。(大学退学届、健康保険解約、長男の交友関係がわからない等)生きていく力も無くなる。外に出ることすらできないほどの精神的状態。

突然、家族が亡くなるという事

余命宣告される方がよかったと思うようになる。(何か言い残したいことはないのか、誰かに何か伝えたいことは・・・)長男は、「大学を卒業したら教員になる」という夢があったことを知る。葬儀場には全国から予想を超える600人が集まり、会場がパニック。

事故後、様々な問題が発生

初めての裁判で何をしていいのかわからない。民事裁判するにも引き受けてくれる弁護士がいない。精神状態が不安定な中、警察の事情聴取。(交友関係、事故の経緯等)納得できない罪名での裁判。

怒りの矛先は法改正へと向かう

警察・検察の捜査が杜撰だった。(戦う犯罪害者遺族を目指す)交通死亡事故の判決が他の犯罪と比べて軽すぎることに気付く。危険運転致死傷罪の構成要件が厳しすぎると署名活動を開始。法律の壁に立ち向かう決意。テレビや、新聞等の取材も積極的に応じ、全国で講演活動を開始。様々な犯罪被害者遺族から励ましが殺到する。

次の犯罪被害者遺族のために

長男の命を無駄にしたくない。
次の被害者遺族のために役立つことがしたい。
全国悪質運転ZEROの会を設立、代表となる。
「命の授業」を小学校や各業界の集会で講演。

犯罪被害者遺族だからこそできる改革

全国悪質運転ZEROの会として現在、殺人、レイプ、DV、問題に至るまで様々な声が届いており、逃げ得を許さない会、日本交通事故調査機構をはじめ様々な関係者との連携で支援を展開中。日本は犯罪被害者支援より、被疑者・被告人の人権保護や更生を重視。犯罪被害者支援を充実させるために、警察と各関係団体の連携を確立する。誰にも起こりうる犯罪被害者のため制度の改善。